輝(かがやき)。

kagayaki cut.jpg 黄金色の果皮。果汁が滴る。

愛媛 中島の石丸さんから、「輝(かがやき)」のサンプルが、会社に届いた。

「黄色の果皮のくだものは売れない」というジンクスに、逆に触発された石丸さん渾身の作だ。

これがまた美味しい。

まず、一皮むいたときの香りが素敵。そして房と房を分けるときの、内袋の薄さとジュワっと滴る果汁が大いに期待を持たせる。口にほおばるとオレンジ然とした果実感があり、果実のジュースが口に広がる。酸味がおとなしく、種も無いので、とても食べやすいのも魅力だ。

みかんとオレンジの掛け合わせである「清見オレンジ」の枝変わりで、糖度はそれよりも1~2度高い。ただ、酸味が少ない分、実際の糖度よりもずっと甘く感じる。果皮は黄色というよりは、黄金色にイメージが近い。室内では、黄色に見えるが、屋外では薄いオレンジ色。光の加減で、果皮の色が変わるのも何だか素敵だ。

最初、包丁でくし型に切って食べたのだが、会社の先輩いわく、「手で皮をむいて食べたほうが、こういう柑橘はうまい」と、すすめてくれて食べたところ、確かに、そのほうが美味しい。人間の舌とは不思議なものだ。

kagayaki2.JPG西日を浴び、文字通り輝く。


手の残り香が、「もうひとつ食べたい」、と思わせるような、気品あるくだものが、明日から店頭に並ぶ。

■輝(かがやき) 1玉 ¥180 3玉 ¥480  ~4月末まで  



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