契約栽培の良し悪し。

契約単価は、何も私どものような業態だけがやっているわけでない。

お客様が、「ブロッコリーは600円よ。」と言っていたスーパーでの価格が気になって、勤務後に、大手GMSのスーパーに立ち寄った。

ここは23時まで営業している。
同じく”商売”をするものとして、本当に頭が下がるし、気の毒だとも思う。。。

ブロッコリーは、なるほどいつもよりは高かったが、298円+税だった。
大根、キャベツ、レタスはおおむね398円、白菜は1/4カットが198円だった。

聞いていた600円オーバーの商品は、無い。

ふっと気づいたことがあった。

イオンやイトーヨーカ堂は、青果について、契約単価を進めているのだ。

その数量は莫大。

私どもりょくけんがお願いしているような数量ではない。

莫大な数量を契約している契約農家さんたちは、その量に応えるため、1.5倍~2倍の数量を作る。
あまったものは、市場に流す。

その流れる分が、かなり減ってしまっているのだろう、市場から仕入れるしかない販売店さんの価格が上がってしまっている状況か。

契約栽培は、もしかすると独り善がりのシステムなのかもしれない。。。

数年前に高騰しているときには、前述の大手さんたちが、現金を持って、各地の畑に走って直接買い取ったとも聞く。

あるところにはあって、無いところには無い。

都心でも積雪30cmを記録した。
今日の雪は、少なくない影響をこの後の野菜相場にも与えるだろう。

先進国の日本でも、こんなことが、まだ繰り返されている。

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