きらぴ香、という最新いちご。

浜松の親戚からの年賀状に、"長女が作ったイチゴです"と、いちごの写真が載っていた。

その名も"きらぴ香"。

くだもののネーミングは、最近、素晴らしいものが多いと思う。
きらぴ香も、すっと入るものがあった。

調べてみると、静岡県で育種された最新のいちご品種で、まだ品種登録も終わっていない(2019年1月現在)。
したがって、その親となる品種も、明確には掲載されておらず、系統がよくわからない。

これは面白そうな品種が出たな、と関心を持っていたら、何のことはない、太陽のマルシェで、隣のお店で販売していた。

当日、静岡の磐田から、車でやってきたという。
代表品種である紅ほっぺのほかに、きらぴ香もたくさん積まれていた。

しれっと購入。

営業後、さっそく食べてみた。

まず、思ったのが果肉がしっかりしていること。

静岡の代表品種に章姫(あきひめ)がある。
酸味が少なくて、人気なのだが、やわらかくて、輸送に向かない。
東京など、関東ですら出回らない。

その反省を生かしているのだと思った。

しっかりした硬めの果肉にかかわらず、甘さがしっかりと感じられる。
甘いだけではなく、イチゴらしい風味もある。

「ハウスは二か所でね。片方の方が、水はけも良くて良い畑でね。」

いらしていたイチゴ農家さんのお母様がおっしゃっていたっけ。

親が発表されていないので、何とも言えないけれど、りょくけんが愛してやまないいちご品種"さちのか"は少し入っていると思った。
このしっかりした果肉は、さちのかならでは。

りょくけんでの取り扱いはないが、ちょっと応援したくなる、美味しいいちごだった。

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