脱・ヤマト…!?

脱・ヤマト。

2019年3月期で、物流費が前年と比べ130%だった。
ほとんどの物流をヤマト運輸さんにお願いしているので、予想通りと言えば予想通りだった。

とはいえ、小売り通販会社として、看過できない。

一連の報道で、消費者の方にも、送料はタダじゃないんだよ、ヤマト運輸さん、佐川さん、ゆうパックさんのドライバーさんが血のにじむような努力をしている、というのはある程度、浸透したように思う。

それでもなお。

送料に対する抵抗感というのは消費者の方々には根強いように思う。
EC大手のアマゾンさんが、ユーザー評価い4.9という数字をたたき出しているが、これは脅威的な数字だ。
また、プライムマークをつけることにより、送料は出店会社負担となるが(全国共通!)、受注数がかなり伸びる。

最近読んだ書籍にも、商品+送料=商品(送料込)であれば、送料込みの商品を、消費者の方が購入するらしい。

りょくけんのように、送料がけっこうかかる会社にはとても不利な事実である。

ヤマト運輸さんの値上げ要求もいったん収まったかに思ったけれど、ここにきて再燃していて、
方々の営業所から電話がかかってきている。

前期こそ、ヤマト運輸さんも値上げの恩恵を受けて29億円の黒字だったそうだが、ここ6か月間は、営業利益が赤字だ。
直近の四半期で61億円マイナスだったそうだから、恐ろしい。

1年で29億円黒字だったのが、その1/4の期間で2倍の赤字。

再度の値上げ交渉は、その影響か。。。と勘ぐってしまう。

ヤマト運輸さんも、ドライバーを新たに1万人確保し、おいそれと宅配料を値下げできない。
現在、検討中なのが、ヤマトさん、佐川さん、ゆうぱっくさん以外の第四の物流。
対象地域を限れば、これも可能だ。

もうひとつは、物流倉庫に預け、そこから大手三社のどこかが発送するやり方。
物流倉庫からお客様に届けるのは佐川さんが多いようだ。
こちらは、結局、なんというか、コストの細分化をしているだけで、一見安く見えたが、倉庫管理料、月額基本料、伝票作成料などが別途必要になり、思っていたほどお安くない。

致命的なのは、いずれの方法も、クールは対応していない、ということ。

野菜くだものを主力にしているりょくけんには、フィットしないのかもしれない。

嫌な流れになった。

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