「なめこは好き。」

「きゅうりが甘い。今日のは随分甘いぞ。」

銀座店での朝番の勤務を終えて、息子たちをそれぞれ迎えに行き、夕飯の準備。
テーブルで宿題をしている長男にきゅうりを食べさせると、

「本当だ、甘い。りょくけんの?」
「そう。」

何を聞きつけたのか、一歳半の四男もやって来てせがんで来た。

きゅうりのような固いものは食べなかったのだけど、口に入れてそのまま食べてくれた。
なんだか成長を感じる。

学童から自宅に帰るまでに「なめこは好き?」と息子たちに事前確認。
私があまりキノコ類が得意でないので(キノコ生産者の方には本当に申し訳ございません)、それを真似するのか何なのか、物心ついている上の三人もキノコが得意でない。

ただ、なめこは大丈夫のようである。

「なめこは好き。お給食にも出て食べるよ。ぬるぬるしていて美味しい!」
三人ともそういうので、
「じゃあ、なめこは味噌汁にしよう。」

「父ちゃんは?なめこは好きなの?」
「・・・。」

とにもかくにも、ひとつくらいみんなでちゃんと食べられるきのこが一つはあった方が良い。
秋田、齋藤さんの原木なめこ。一般的なものよりも大きく、ぷりぷり感が強い。

サラノバレタス、玉ねぎ、きゅうり、トマト、なめこ、そしてお米。
全く持って手前味噌だが、野菜定期便で届いた弊社のものである。

スーパーで購入した豚バラ肉をすりおろしたしょうがでもみ込み、醤油、砂糖を加えて生姜焼きに。
せっかくなので、淡路の玉ねぎも加えてみた。

サラノバレタスとトマトとみじん切りにした玉ねぎと酢、オリーブオイル、塩で合わせてサラダに。

美味しかったきゅうりは、塩とごま油で。

四男が一番やる気で、スプーンを使って勝手に食べ始めた。
楽だなあ~と思っていたら、服がごはん粒だらけになっており、少し後悔。
とはいえ、こうやって、確か、皆自分たちで食べるようになっていったっけ。

「このなめこ美味しい~」と長男。

四人とも良く食べたし、皆でサッカー日本代表のキルギス戦を応援。
さ、寝よう。

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