有機JAS表示、断念。


宇野さんの牛乳が、牧場、加工場に続いて、ついに有機の認証を得た。
それに伴い、りょくけんのラベルも有機の表示をしようと準備を進めてきた。

でも、やっぱり有機はすごくて、しっかりしている、というか、やはり厳密で。。
取得して表示をして販売している方を尊敬してしまう。

”オーガニック”だとか“有機”だとかを表示する場合、有機JASマークと、その認証番号と認証団体を明記しなくてはいけない。

有機JASマークだけのデータなら、こういう世の中なので、ネット経由でいくらでも手に入る。
認証番号を待ち、認証団体名も書き足して、こちらで作れる。

でも、黙って作ってはいけないだろう、と認証団体に確認を取ったところ、お叱りを受けてしまった。

有機認証を取得した方だけが、JAS認証のマークを使用できる。
データも取得した方にしか渡せない。。
そして有料である。

取得者からの要請があって初めて渡せるし、有機JASマークの入ったラベルを作成できるのも、取得者本人のみである。

有機JASの認証をひとつも持っていない弊社では、有機JASマーク入りのラベルは作成できないわけだ。

できているラベルデータを宇野さんに渡して有機JASマークを入れて、印刷会社に宇野さんが依頼をする。
さらに、枚数をカウントして、使用状況を認証団体に報告する必要がある。
データの使用料金も年間でかかってくる。

「宇野さん、すみません、せっかく取得した有機JASマークですが、うちでは断念します、、、」

有機JASマーク認証を得た人への敬意が足りないかな?と少し思ったけれど、宇野さんは、「問題ないですよ」と言ってくださった。

というわけで、オーガニックグラスフェッドミルクを改め、グラスフェッドミルクという商品名で販売しようと思う。
今月中には、、、!

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