有難い事。

臨時休館が決まって、スタッフさんに一斉に連絡して、作成数の調整を厨房と行って、休館日前日の対応が決まった。

次にしなくてはいけなかったのは、すでに発注して店舗に届くことになっていた商品の調整である。
休館中、店内には入館できないので物流業者さんのところで、2日間置かれたままになってしまう。

りょくけんの場合、九州から来るものも多いので、前日だと、もはや止められない。
前々日にはすでに出荷されているからだ。

物流業者さんに連絡し、お願いだから、冷蔵で保管しておいてほしいと懇願した。
クール便のものであれば、すっとこのお願いは聞き入れてもらえる。
でも、常温のものは、そうはいかない。
なんとかお願いして、イエスと言ってもらった。

まっさきにやばい!と思ったのは苺だ。

生産者さんに連絡したが、一度目の電話ではつながらず、メールに連絡手段を変えて、ピコピコ打っていたら、折り返しの電話をいただいた。

「へえ~それは大変ですね。わかりました、良いですよ、キャンセルで。」
「え?良いんですか!?」

急なキャンセルを、すっと受けてくださって、なんというか、勝手だけれど、感謝だ。
普通ならば受け入れられないだろう。

その後も、出荷をずらし、月曜日に納品してもらうなど、農家さんと調整。

テレビなどのメディアでも盛んに小池都知事の発表を報道しているから、比較的、話が通りやすかった。
読んで字のごとく、有難い話だった。

商売ができない以上、原価を下げるしか、生き残る道もないのだけれど。

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