真夜中の入電。

夜21時を過ぎた頃。

受注や翌営業日の出荷予定をまとめていたら、携帯電話が鳴った。
070-から始まる見知らぬ番号。

う~ん、誰だろう。。。
怖い。。。

しばらく鳴りやんだ後、思うところがあって、折り返した。

「お、お、俺だよ、俺。Y!」

Y。

そんな苗字、いくらでも、、、やっぱり折り返さなきゃ良かった、なんて思ったところ、ハッと誰か分かった。

「Yさん!どうも、お世話になります!」

りょくけんがテナントとして入っている松屋のお偉方だった。
出店した15年前は、課長さんだった。
出店担当だった私は鼓舞し、時に激しく叱咤された。

今は経営の中枢に入っていて、お店でもめったにお会いしないが、たまにあうと「どう?ちゃんとやれてる?」と聞かれる。

ま、完全な上下関係にある。

「おまえんとこ、うちにしか店ないだろ。大丈夫か、やばいんじゃないか!?」

正直に言えば、やばい。
通販が前年比を大きく超えてめちゃくちゃ忙しいけれど、入金はまだ先だし、全体の売上の2/3を占める店の売上がないのはとっても痛い。

やれるだろうか?と思いながら、目の前の仕事をしている夜だった。

「売りを作るから、商品提案して。なんなら、松屋のHPにリンク張るから、営業していない間、いかに売り上げをつくるか必死に考えろ。」

30分くらいお話を聞いて、目が覚めた。
今やっている仕事は後にしよう。

お金の融通にはいくつか当たっている。
だが、この連休で、話は前に進まない。

どこが一番早く供給してくれるだろうか?

あれだ、持続化給付金。
さっと、検索して見てみたところ、1時間くらいでも申請できるやもしれない。

資料を集めて、スキャンして、PDFにして、電子申請。

仮登録から1時間20分で申請完了できた。

この仕組み=考え方や申請のフォーマットを作った方に敬意。
めちゃくちゃ分かりやすく、有力の保護や注意書きが充実していて、入力がしやすかった。

連休明け、いや、もう少しかかるだろう。
下旬には何らかの入金があれば、とっても助かる。

15年前と変わらず、叱咤されて、気持ちが高ぶってガッと仕事した。

事務所を出て、駅まで小走り。
今日も終電に駆け込んだ。

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