さくらんぼの悲哀。

「さくらんぼがとれない。」と連絡があった。
昨年に続き、2年連続になる。

昨年は受粉の時期に風が吹き雨が降って結実しなかった。
今年も同じような理由で、あまりにも実がつかず、農家さんがそれ以上の手入れを断念した。
さくらんぼは手間がかかる。
実がある程度結実すれば、この梅雨の時期に備えて、簡易のビニールハウスを上部に建てて、雨が入らないようにする。
食味の向上の意図もあるが、少しの雨でさくらんぼがはぜてしまい、正品にならないからだ。

今年は、ビニールをかけるのをあきらめたという。
そこまでの手間をかけるほどの果実がならなかった、ということか。

田沢さんの畑は、岩木山のふもとにある。
岩木川の扇状地で、水はけがよく、りんごも西洋梨も美味しい。
さくらんぼも、ようやく巡り合えた篤農家だと思っている。

農家さんも残念だと思うけれど、りょくけんとしても残念。
受注もたくさんあり、どうしたものかと、、、

7月に入ってから、北海道の余市のさくらんぼが始まる。
幸い、そちらは今のところ、順調だそうだ。

よほど良い農家さんが現れない限り、宮入さんのさくらんぼが始まるのを待とうと思う。

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