綿あめという名前の白ぶどう。



コストコ(巨大な米資本の会員制スーパー)で販売しているという白ぶどうが気になっていた。

品種名をコットンキャンディグレープと言う。
コットン=綿、キャンディ=飴だから、綿あめのぶどう、という意味だ。

このほど、たまたまだが、食べることが好きな私のことを知っていて、妻が買ってきてくれた。

「二種類あって、こっちのほうが高かったんだけど、”綿あめ味”って書いてあったから、食べたいかな、と思って。」

(はい、食べたかったです)

さっそく洗って食べてみる。

これは驚く味である。
たしかに、あのザラメのような濃い砂糖っぽい味がある!
しかも、今はやりの皮ごと食べれて、種がない。

「綿あめの味だ!」
息子たちもこぞって食べ、1.3㎏あったはずのぶどうが2回の食卓で無くなった。
私が写真を撮りたいと言わなければ、1回で無くなっていたかもしれない。

産地は、メキシコ。
1.3㎏で、1380円くらい。
このお値段で日本に来るのであれば、飛行機では運ばれていない。
ていうことは、直行の船便か。
ぶどうは、もともとブドウ糖の含有量が多い。
だからショ糖に似た甘さが、品種改良によって生まれるのは、理解ができる。
ヨーロッパ系ではない、アメリカ系のぶどうは丈夫で、日持ちも良い。
ポストハーベスト(収穫後農薬)とかは、もちろんあるだろうけど、すごいな、と思った。

「でも、りょくけんのシャインマスカットのほうが、ぶどうっぽくて私は好きかな。」

そんな妻や長男の言葉に若干救われた。

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