太秋柿の美味しさをいかに伝えるか。

 太秋柿が美味しい。


ただ、販売は難しい。

色目の良い早秋柿や陽豊柿は、黙っていても、美味しそうだし、実際に美味しいので、売れていく。

早秋柿↑

太秋は、渋抜けが極めて早い甘柿で、まだ緑のままでも甘さがあって美味しい。

そして、その青めの自分は、独特の食感があって美味しいのだ。


なんとかそんな感じを写真で伝えられないかと、夜中に写真を撮り始めた。

糖度も高い。

シャリシャリした新食感で、梨に似ている、とよく記述されているし、以前は私もそう思った。


でも、今年の、今の感じは少し違う。


カリカリした次郎柿よりも少し食感はソフトでやわらかく、でもあのトロリとした感じでもなく、ほろりほろりと崩れていくような食感なのだ。

種も少ない。

書き表せなかったので、半分とっておき、翌日、スタッフさんにも食べてもらい、感想を募った。


「こんなに色が浅いのに、こんなに甘いんですね~」と絶賛の声が続く。

「糖度16.9度、ほぼ17度あったからね。ちなみに、この、食感、なんて表現しますか?」


サクサク。

シャクシャク。


そんな声が聞かれた。

ほろりほろりは、なんだかじゃがいものようだし、スタッフさんの表現のほうがずっと良いな、と思った。


青いけれど、糖度も高く、サクサク、シャクシャクと美味しい柿です。



■太秋柿 岐阜県産 約1㎏(3玉前後)~ 1628円(税込)~

https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/44216.html

今期も、間もなく終了です。

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