反省の日々。

 少し疲れた顔で、売り場にいた。

ーと思う。

バーニャカウダをお買い求めのお客様から不意にお声をかけられた。

「こないだ、このバーニャカウダを買ったら、本当に美味しくて…!」


ーバーニャカウダソースへのお褒めかな?


「娘もここのバーニャカウダ本当に美味しい!ってべた褒めで。」


ーバーニャカウダソースへのお褒めか…?

バーニャカウダ↑ 13種類くらいの野菜と特製無添加手作りソースがついている。


「何が美味しいって、ひとつひとつの野菜が本当に味があって美味しくて!娘がべた褒めでした!」

とたん嬉しくなって、「そうなんです、美味しんですよ~!」

何か気の利いた御礼とか、背景とかパッと言えれば良いのに、続かなかった…。


「みかんとトマトから始まった会社でして、だんだんと広がって、そこで売っている野菜をお惣菜にも使っているんです。」


いや、もっと私の嬉しさと、感謝を…!

ー伝えたかったのだけれど、うまく頭が働かなかった。

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