静岡地震。ご心配ありがとうございます。

カタカタと静かに始まり、突然、縦揺れに変わり、横揺れになった。寝ていたが「ついに来たか。」と思った。

直営店は銀座にあるが、(株)りょくけんの社屋があるのは、静岡の西部、浜松である。浜松と言えば、いつかは分からないが、99%起こると言われる「東海大地震」の範囲地域だ。地元の方は慣れたもので、背の高い棚はつっかえ棒などで対策がしてあるし、防災用具なども、そろえてある。こちらに引っ越してきたばかりの時に、社長に「大丈夫。会社の建物は地震が来て潰れても良いように屋根を軽くしてあるから、安心して。」と言われたものだ(果たして安心してよいのか今でも疑問だが)。

窓を開けて、しばらくじっとしていたが、揺れは一分弱で終わったように思う。何かが倒れることも壊れることもなかった。これが、東海大地震だったら良いのになあ、と寝ぼけていたが思った。何事も無かったように出社すると、方々のお取引先様から、私や先輩方に電話があった(ありがとうございます)。報道を見ると、大変な騒ぎだ。浜松ではなく、東部の伊豆や静岡のほうがずっと被害は深刻だった。会社のある都田(みやこだ)という地域は、浜松の中でも、古い地層で地盤がしっかりしており、被害も皆無のようだ。会社の中では、倉庫の中の「フルーツキャップ」が落ちていたくらいだった。

ただし、野菜やくだものの物流には、影響が必至。夏季は、北からお店に入るものが多いので、それほどお客様にご迷惑をおかけしないと思うが、東名高速の崩落は、さまざまな影響が出るだろう。

集中豪雨、全国的な日照不足、竜巻、地震。どうも皆既日食から、気候がおかしいような…。

古来から近世まで、皆既日食は不吉の前兆とされた。迷信と片付けていたが、何かしら科学的な要因もあるのかもしれない。

とにもかくにも、ご心配いただいた皆様、ありがとうございます。とりあえず、社員、社屋、いずれも無事です。

コメント

人気の投稿