再びの…5。

副店長の言葉を聞いて、ほっとしたのか、そこから浅い眠りの連続だった。

相変わらず、熱は38度台をキープ。
寝すぎで、腰も痛い。

深くは眠れず、普段は覚えていない”夢”も、なんだか覚えている。

休み明けに、大学に出ると、1限目はドイツ語だった。
でも教科書を忘れている。
少し居心地の悪さを感じながら、内容がそこまで難しくなかったのでそのままやり過ごした。

二限は、テニス。
みんながボレーボレーやショートラリーをしている中、少し遅れたのか、小走りしている。
参加しようと思うと、今度はラケットが無い。
そういえば、全部折れている(これは現実と同じ…)。
仕方なくOBの方のラケットを借用。
なぜか、会社の元上司がコーチしている。
「そう、そう!」

昼食後、午後の授業は、再びドイツ語。
今度はやや難易度の高い文章を読んでおり、再度、教科書を持っていない自分は、会社の同僚を見つけ、教科書を見せてもらった。

”Shwartzemperorsinsekt” という単語がある。

突然、長男が現れ、「これ、何て言う虫!?」と聞いてくる。

「黒、皇帝、虫…。」

「何それ? カマキリのこと?」

挿絵がついており、明らかにカマキリではなかったので、
「いや、そうじゃないけど・・・。」

と答えに窮しているところで、後ろから岩石がぶつかってきた。

かなりの衝撃だったけれど、痛くは無かった。

ん、夢か。

夢は、深層心理だと言う。

ハチャメチャだ。
汗びっしょり。

翌日も回復せず、会社を休むことにした。
三日間も体調不良で休んだことは、社会人になってから、無い。
だが、ゆっくりもしていられない。

発注、支払い、給与計算と自分にしかできない作業が集中している日。
在宅で、だましだまし、気分が悪くなったら横になって遂行した。

熱は37度台まで下がったが、頭痛は治まらず、体も重い。

自由研究がなかなか進まない長男。
おかしいと思ったら、再度、長男も発熱。
あっという間に39度近くに。

すぐに妻と小児科に行き、夏風邪”ヘルパンギーナ”と診断され、解熱剤、抗生剤を処方された。

医者いわく「お父さんからもらっちゃったかな。」とのこと。

あまり合点がいかない…。
あなたが行った予防注射が何らかの原因と思うのだが!
もはや感染経路は不明。
医者もそこは追及しない。
一に対処療法、二に対処療法、三にも対処療法だ。

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