ネーブル。

「すみません、今年はネーブルの出来が悪くて、B品しかありません。それでもよければ、取り扱ってください。」

福岡の森さんから、そのような留守電が残っていた。

ネーブルオレンジは、意外に思われるかもしれないが、古くから日本に導入され、栽培が始まっている。
その中で、森田ネーブルや白柳ネーブルなど、アメリカから導入されたワシントンネーブルオレンジを祖とする枝変わり品種が発生している。

福岡の森さんが作るのは「山見阪(やまみざか)」という品種で、着色がよく、12月中旬から収穫できる、という品種。
実は、森さんの地元で生まれた品種だ。

だが、今期は、雨風にたたられ、外観の良いA品がまったく収穫できない、とのことだった。
すでに問い合わせも、お客様からいただいていたので、残念だし、申し訳ない気持ちだ。。。

少々傷が多い。

国産のネーブルは、それでも、白柳ネーブルが2月に入ると開始する。
浜松で50年ほど前に生まれた品種。
糖度もあって、おいしいので、ぜひこちらを利用してほしい。

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