珍しい野菜4 デストロイヤー

デストロイヤーというじゃがいもがある。
正式な品種名は「グラウンドペチカ」という。
アンデスレッドという皮が赤いじゃがいもから、一般の方が自然交雑して生まれた。

レッドムーンと同様に赤い皮を有し、芽を出すくぼみのところの色合いが少し淡い。
果肉は黄色みを帯びており、ゆでるととてもきれいで、かつ美味しい。

その色彩が、覆面レスラーの方に似ているから、この愛称がついた。

三方原台地は、日本有数のじゃがいも産地で、産地ブランドだ。

戦国時代、京を目指し動き出した武田信玄と、それを阻止せんと織田側についていた徳川家康が、戦った古戦場である。
歴史上は、三方ヶ原の戦いとして知られるが、現在では「みかたばら」と呼ぶ。

地元の人は、”みかたっぱら”というからますますややこしい。

いずれにせよ、標高50~100mの台地は、赤土が広がり、男爵の名産地。
そこで、育ったデストロイヤーこと、グランドペチカ。

特徴的な外観も手伝って、人気だ。

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