日本仕事百貨。

日本仕事百貨は、一見すると求人サイトには見えない。

400字程度の記事がきれいに並んでいる。
よく見ると「求人」と、それぞれの記事にアイコンがふってある。

中小企業や個人事業の紹介がしてあり、どうしてその仕事を始めたのか、一人一人のストーリーが語られている。

そして最後に、応募フォームがある。

ライターさんも上手だし、写真もきれい。

これは絶対掲載したほうが良い、会社の紹介にもなる!と直感し、申し込み。

が、事前の審査があり、会社によっては断られる。
「お手伝いできそうな会社さんか判断させて」もらうのだそうだ。
要は、ストーリー性があり、人々に訴える大義名分のある企業かどうか判断される。

思うよりすぐに返事があって、インタビューの日を決めた。
銀座のスターバックスで待ち合わせ、ライター兼カメラも行うKさんにお会いした。

「大学では語学を専攻し、10言語を習うことを目標にしたんです。
一年生の時に、すべての言語の文法が分かるように、と言語学を、すべての発音ができるように、と音声学を勉強しました。
言語馬鹿にならないように、一般教養で経済学も法学の授業もとってました。
でも、体育会系のテニス部にも所属していたから、けっこう中途半端で、、、」と学生の時からの話をはじめ、苦労した就職活動、ユニクロに入ったこと、3年目で野菜事業の子会社に転籍したこと、その解散、エジプトで思ったこと、永田家の人々に出会ったこと、挫折…、代表就任。

ライターのKさんは、やっぱり聞き上手で、私は4時間ほど話しっぱなしだった。

誰かに認めて欲しかったのかもしれない。

販売のスタッフさんというか正社員の二人にも話をしてもらい、実際、どのような現場かも語っていただいた。

「400字に、とてもまとまるような内容ではないのですが、頑張ります。」

最後には店頭で買い物までしてくださった。

http://shigoto100.com/2017/05/ryokuken.html
5月19日に掲載開始。
「ヤサイってすごいぞ」

効果は凄かった。

都内だけでなく、全国から応募があり、11名を数えた。
募集してなかったが、新卒の採用の問い合わせもあった。

すでに全員と面接を済ませ、合否を伝えた。
先行して入社いただいたパートさんはすでに大活躍中で、ちょうど、中元需要期とクリアランスセールと重なったこともあり、忙しい。
だが、その忙しさに対応できている。
一人人員が増えたことの影響の大きさを強く感じている。

ライターさんに感謝。

このままアゲアゲで行きたい。

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