たまごの話6 ~大事なのは白身。透明はゴマカシがきかないのだ~

二つ目は、たまごの盛り上がり。

これは、鮮度を表す。
鮮度の良いたまごほど盛り上がり、きれいな3段になる。

三つ目は、黄身の色。
色がオレンジに近い濃いほど美味しそうに見える。
が、これは間違い。

えさによって、黄身の色を付けることが可能だ。

パプリカやとうもろこしなど色の濃いえさを与えることで、黄身の色は濃くなるのだ。
極端な例で言えば、黄身が白のたまごすら存在する。
えさを米中心にして育てたたまごがそれだ。

栄養強化のたまごも多数存在する。
ヨード卵光や、ビタミンE強化たまご。

これらは、えさにヨードやビタミンEが混ざっている。

ごまかしようがないのが、実は、白身。
アレルギー症状の原因物質も多くは白身にある。

白身は、鶏の健康度を表す。

魚粉が多いものは、少しくすんだ色になる。
また、生臭さをうむ。
塩味が濃くなって、味が良いと思う方も、もしかすると、いるかもしれない。
しかしそれは、えさの味だったりする。

りょくけんのたまごの特徴は白身だ。
透明度がとても高い。

動物性の脂肪を含んだえさを与えないため、生臭さが出ず、しかも白身が美しい。
ゆでたまごにすると、本当にきれいな純白のゆでたまごができる。

これを可能にしたのが、もうひとつの秘密、お茶だ。

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