2勝1敗。

3月下旬とはいつを指すのだろう?
21日~31日(末日)だろうか。

インターネット上でも発表されるので、15日を過ぎてからは、毎日のように見に行ってしまった。

そして3月17日金曜日、締め切りは後だったが、小規模事業者持続化補助金のほうが先に発表があった。
数多くの会社名が掲載されており、36ページ目に、あった!

株式会社りょくけん東京 「オドロキとトキメキを与える商品ラインナップの拡充」

なぜ焦っていたかといえば、いろいろあるのだが、ブラッドオレンジの青果としてのデッドラインが迫っていたのだ。
要は、傷むタイミングギリギリだった。
急ぎ、農家さんに発注し、抑えていた加工場にも、正式な発注を流した。

補助金がおりてもおりなくても実行するつもりだった施策なので、仮発注は済ませていたのだ。

翌週、連休明けの21日火曜日。
ものづくり・革新的サービスの仲介・指導をしてくださった巣鴨信用金庫さんとお会いする機会があった。
「ああ、そうだ社長。もうご存知かもしれませんが、例の補助金の件なんですが…。」
「え!発表あったんですか?」
「はい、先週の金曜日、17日かな。発表があって、今回は…。残念ながら、お名前は上がってませんでした。」

無念。

悪くない事業内容だったと思うのだが…。
残念なのは、不採択の理由は明らかにされない。
自分なりに何がいけなかったのか反省はしている。

1.電子申請がまずかった。…直前になって、紙で提出するのをあきらめた。というのも、5部も印刷しなくてはならなかった。が、そんな時間がなかった。
 ただ、電子申請は、文章と図面、画像を別々にアップロードする必要があり、レイアウトが崩れに崩れた。
 おそらくは、審査員の方が、とても見づらいものになっていたと思う。
2.併願がまずかった。…小規模事業者持続化補助金との併願がまずかったかもしれない。補助金は、回数が多くなるたびに減点される。2回目、3回目となると、採択のハードルは上がるのだ。
3.スマホやIパッドなどの端末の経費計上がまずかった。…対象事業以外のものにも利用できる汎用性の高いものは対象にならない。例えば、パソコンや携帯端末など。

ブラストチラーを導入して消費期限を延ばし、お客様に喜んでいただく、というプラン自体は悪くなかったように思う。

巣鴨信用金庫さんには、応募者が今回は本当に多かったので、と慰められたが、少々敗北感があった。次に絶対に生かす、と心に決めた。

2勝1敗。

地に足をつけながらも前を向きたい。

昨年は初めて補助金を申請した。
ただ、補助金申請を優先し、会社の決算処理を後回しにしてしまった。
会計士の方々には迷惑をかけたし、結果、税務署への申告が遅れ、追徴課税167500円を課せられてしまった。
50万円という大きな金額を補助金としていただいた一方で、この課税は痛かった…。

今年は同じ轍は踏まない。

―ようにしたい。

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