新玉ねぎとは2。

玉ねぎは、南方のあたたかい場所から始まり、それぞれの産地で初期に出るものを"新玉ねぎ"と呼ぶ、と書いた。

ところが、それに当てはまらないものがある。

最近では、サラダ玉ねぎとか、フルーツ玉ねぎとか言われるものがそれだ。
外皮も真っ白な玉ねぎで、早生種よりも早い、"極早生種"に分類される。

実は、浜松の篠原という地域で、代々栽培されていた、それこそ門外不出の品種がルーツだ。

九州→東海→北海道という順番に当てはまらず、なんと12月から、この極早生の玉ねぎは出荷が始まる。
浜松の地元では"白玉(しろたま)"と呼ばれ親しまれてきた。

門外不出の伝統の固定品種だったのだけれど、どこからか種や苗が流出し(と思われる)、その改良種が作られるようになってきた。
茎や葉の部分もつけたまま出荷され、前述の"サラダ玉ねぎ"あるいは"フルーツ玉ねぎ"として出荷されている。

早生品種はあまり作らない北海道でも、ビニールハウスを使って、7月に収穫、出荷されているので、ますますややこしい。

りょくけんでも、白玉ねぎは、現在、すこしだけ販売しているので、お見逃しなく。
あまくやわらかい、時期限定のお味です。

■白玉ねぎ 静岡県産 約400g~ 389円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/36620.html

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