「まだりんご美味しくないんでしょ?」 -いやいやいや!

「まだりんご美味しくないんでしょ?」

今日は、お店でそんな質問を受けた。

一度ならず、、、

何でだろ!?

と真剣に思った。

「他のところだけど、買うと美味しくなくて、、、」

今年、りょくけんで食べたりんごで、まずいものは皆無。
世間的には、そうでもないのか、はたまた鮮度管理を誤ってぼけてしまったりんごを手にしてしまっているのか。

りんごにはいろいろな美味しさのパラメーターがあると思うが、多くの方が以下のようなことを気にしていると思う。

・甘さ
・すっぱさ
・硬さ

本当ならば、ここに、香りや日持ち、ジュース分なども加わると主張したいが、一般的には上記の三点に、あるいは甘いかすっぱいか、やわらかいかかたいかの2点に絞られるのかもしれない。

収穫して、熟度を誤っていなければ、どのりんごも、硬い。
だんだんとやわらかくなっていく。
王林や、つがる、紅玉がその典型で、最初は硬いが、だんだんともさっとした食感になる。

甘さは、最近のりんごは全部あまい。

誤解されがちだが、青りんごは、最近の品種はどれも甘い。
品種改良がとても進んでおり、どの青いりんごも、親やもう一世代前に、フジの血統が入っており、おおよそすべて甘い。

「え?青りんごって甘いの?」

というお声も頂戴する。

すっぱいりんごは、昨今の嗜好で敬遠されているので、品種改良も盛んでない。

したがって、すっぱいりんごは数えるほどしかない。

・紅玉 …ご存知、すっぱいりんごの代表格
・さんさ
・あかね …紅玉とアメリカの品種の掛け合わせ。
・グラニースミス(青りんご) …自然交雑で、オーストラリアで生まれた世界的な青りんご。

この4つを、あるいは紅玉以外は普通のお店ではあまり売らないから、すっぱいりんご=紅玉 で良いのかもしれない。

8月の下旬辺りからスタートし、フジというりんごの王様が始まる前は群雄割拠の時代。
魅力あふれる様々な品種が、所狭しと、りょくけんの店頭にも並んでいるので、ぜひいろいろチャレンジして欲しい。

甘さは、あまみつき(蜜の入る青りんご)、すべてにおいて、中庸の、まろやかなのは、シナノスイート。
シナノスイート。つがるとフジの掛合せから生まれました。

今、何がおすすめか?と聞かれた、このふたつを私はご紹介するかな。

ぜひご来店いただき、お声おかけてくださいね!

■りんご(シナノスイート) 長野県 約1kg~ 1188円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/42101.html

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