"出頭"

午前中、翌週の一週間分の発注を遂行。
りんご頒布会 第二回目に入れる同梱物も仕上げた。
ネットショップに商品もアップ。
ぶどう農家さんが、東京に来ている、という。
お店によってもよいか?とメールも来た。

久し振りだし、とても会いたい。

とはいえ、大忙しの理由があった。

14:30~ 年金事務所に来所命令があった。

数週間前に、社会保険・年金の調査があるので、以下の書類を持って、来所するように、という知らせが、赤い紙で届いていた。

年金事務所には2年間、いろいろあって、通っていた。
迷惑もかけたから、その関係だろうか…。

不安だった。

がーっと猛スピードで発注などを終わらせ、事務所を後にした。

新板橋駅から徒歩2分ほどの場所にある。

はじめ、久し振りだったので、間違えて法務局に入ってしまった。

あ、違う。

すぐそう思って、引き返した。

こっちだ、こっち。

板橋の支所は、ワンブロック違いで、法務局と社会保険年金事務所がある。
板橋年金事務所

登っていくと、「社会保険調査の方は2階へ」とそこかしこに張り紙がしてある。
2階に上がり、番号札を持って、順番を待った。

少し待った後、「りょくけん東京さん。」と呼び出しがあった。

パーテーションで分かれた区画で、「社長さんご本人ですか?」 男性の担当者だった。
「はい。」と答えると、
「あ、それはわざわざお忙しいところ、お越しいただいてありがとうございました。」と言われた。

どうやら、あまり咎められる内容ではないらしい。

用意しとくように言われた、従業員の賃金台帳や、会社の登記簿謄本のコピー、従業員リストを提出。

「あ、松屋銀座にお店があるんですか。すごいですね~」

いよいよ、怒られることはないらしいことを悟った。

30分ほど、担当のIさんは、賃金台帳をしげしげと見つめ、真剣に目を通していた。

「どうも、お待たせいたしました。一人だけ、社会保険入ってませんでしたが、社長さんが言われるように、今から入ることが決まっているそうですから、それは今回指摘しませんので。今日は、これで終わりです。ありがとうございました。」

「良かったです。お手紙をもらった際には、本当にびっくりしたんですが。」
「そうですよね、びっくりしますよね。これは、でも所轄の、全企業さんにお願いしているんです。何年かに一回、こうして調査させていただいているんです。」

一仕事を終えて、お互いほっとしていた。
私はお咎めなしだったことに。
調査した方は、お咎めせずに済んだことに。

年金事務所を出て、お昼を食べた後、松屋に向かった。

今度は18時に呼び出しがあったからだ。

いろいろ話したい、とのことだった。

向かうと、松屋さんのほうからは3名、りょくけんは私一人で、話が始まった。

何かしでかしたか、と思いきや、来年=2019年9月に、松屋が150周年を迎えるにあたって、売上施策をどう考えているか、というヒアリングと意見交換の場だった。

こちらも、全テナントを呼んでいるそうで、りょくけんだけ、特別何かあったわけではなかったので、ほっとした。

冬が来るので、あったかコーナー設置を考えていること、物ではなく"コト"ということであれば、産地にお客様をお連れすることも可能だとか、百貨店の消費税込みの値段表示の仕方が変わらないのか?などを聞いた。

久し振りの意見交換の場だったので、なんだか楽しかった。

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