さすが、"花"野菜。

「わあ、きれいだね~」

届いた箱を開けるなり、スタッフ一同、感嘆の声を挙げた。


浜松のブロッコリーが、例年であれば始まる頃。
ところが、先の台風で、ここから2週間分のブロッコリーが吹き飛んだ。

始まるのは11月初旬と見ている。

野菜定期便の内容は1ヶ月前に決める。
毎年、人気のアイテムだから、10月18日からのお届けには、当然、ブロッコリーを予定していた。

が、出来なかった。

そこで、ピンチヒッターを考える。

最初の候補は、長崎の生産者が作るスティックブロッコリー。
ブロッコリーニとか品種名で"スティックセニョール"とか呼ぶ。

ところがこちらも同様。

先の台風で、最初に植えたものがダメになってしまっていた。
後から植えたものが、11月中旬から始まると言う。

それでは、カリフラワーはどうだろう?
本当に素敵なカリフラワーを福士さんが育てている。

代打の代打。

福士さんは、沖揚平(おきあげだいら)という青森県の八甲田山近くの高原というか山の中で野菜を育てている。
平らな土地はなく、どこもやや緩やかな斜面が続く場所で、りょくけんが大好きな赤土土壌が広がっている。

標高が700~1000mあり、夏から秋口にかけて、夏野菜を作るのに適している。

とても良い産地に聞こえるが、難点がある。

―"やませ"だ。

山から吹き降ろされるようにやってくる季節風。
福士さんが言うには、時には台風よりもよほど強く、作物を一網打尽にし、雨でも降ろうものなら、雑菌をばら撒いて、作物を病気だらけにしていくそうな…。

そのため、ワンシーズン通じて、野菜が供給できるかと言うと、そうでもない。

今週よかったものが、翌週にはダメになってしまうことが往々にして起こる。

カリフラワーは、先週、銀座店には納品して、とても好評だった。

今週はどうかなあ~と思っていたが、先週、銀座に入ったものと変わらず、とても状態のよいものが入った。

今日は一日中、出荷ルームから

「それにしてもきれいね。」という声が絶えなかった。

明日、お客様に届くカリフラワー。
どんなお声がいただけるか、楽しみである。

■野菜定期便 Sサイズ~Lサイズ 2592円(税込)~3780円(税込)※ 
※月2回以上のお届けでかなりお得に。
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/57106.html

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