年末に緊張するもうひとつのこと。

クリスマスに引き続き緊張することが年末にはある。
お正月便だ。
もともと銀座店では配送を承ることが多い。
これが年末ともなると、さらに多くなる。
年始のお正月料理や、年末のお雑煮、あるいはおそばなどに、わが社の野菜をご用命くださるのだ。
あまりに多いため、この混雑を軽減しようと始めたのがお正月便だ。
海老芋、大根、にんじん、れんこん、小松菜、三つ葉、ゆず、ごぼう、絹さや、たけのこ、原木生しいたけ。
以上の11種類の内容をあらかじめセットしてお届けする。
この商品確保と計算が、毎年けっこう緊張するのだ。
腰を落ち着かせてしっかりと計算する時間は、この繁忙期には、きわめて少ない。
加えて、
「今年は雪で三つ葉が…。」とか毎年のように何かがあり、信頼のおけるほかの農家さんから譲ってもらうのはなかなか大変なのだ。
何年か前には、絹さやがどうしても手に入らず、指宿の湯ノ口さんに頼み込み、スナップエンドウをまだ薄いときに若取りしてもらったもので、何とかお客様にご理解いただいた。
発注は終わった。
後は納品である。
商品が、まず手元に届くまでは気が抜けない。
さて、今年はいかに?

コメント

人気の投稿