パラダイムシフト。

りょくけん東京では、毎週金曜日に、翌週火曜日着分からの発注を農家さんにファックスで行っている。

一週間のルーティン業務の中でも、かなり重要な作業だ。
入社したばかりの時の大先輩のやり方を踏襲していて、当時は翌週水曜日到着からを発注していた。
松屋銀座に出店してからすぐ、リードタイムを1日早めて、火曜日着にした。

一週間分を発注するのは、それによって、農家さんも一週間の予定を立てて、りょくけんで販売できないものは、市場に出荷したり、他のお取引さんに販売することができるので、とても感謝されている。

ただ、最近「月曜日到着からに発注書を変えてくれないか?」と電話で打診があった。
毎週60軒以上の農家さんにファックスを流している。
1軒の農家さんに言われたからと言って、それをすぐに変更するわけにもいかない。

「いや、無理です。」

即座に断ってしまった。

でも、すぐに断ってしまったことが気になってしまったのか、何らかのバイアスがかかっていつもの如く決めつけていないか、断った後も、くどくどと考えてしまった。

月曜日納品をお願いすることは、弊社にとっても、リードタイムを短くすることに当たり、決して悪いことではない。
弊社の先には、お客様もいらっしゃる。

ここのところ、通販部門が活況で、月曜日という1週間が始まる日に、商品をそろえておくことの重要さも増している。
大手通販会社の例をとっても、すぐにお届けするのも、期待されるサービスのひとつでもあろう。

家電や服などと比べて、単価が低い青果を扱う以上、もう一つ期待されてしまう”送料”の低減はかなり厳しいので、リードタイムの短縮や月曜日始まりの発注は必要な施策かもしれない。

のるか、そるか。
考えてみようと思う。

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