見当違い。

納税証明書を取得するために、都税事務所板橋支所に赴いた。
朝、事務所に出勤する前に立ち寄ったが、会社の実印が必要だそうで、出直すことに。
午後、通販の出荷が落ち着いてから、再トライ。

都税事務所の板橋支所の入り口には、何やら、臨時のテーブルが置かれ、人が一人、対応している。
かなり暇そうに、、、

何をしているのかと思いきや、感染症対策協力金の募集を受け付けているのだった。

都の休業要請に応じて、お店を休みにしている事業者が、50万円いただける、という協力金。
さぞ忙しいのだろうと思いきや、申請の一入口のところでは、そうでもないらしい。

りょくけんの場合、松屋銀座が早々に休業を決め、今に至っているものの、通販は継続しているから、都の言う休業には当たらないだろうとハナから思っていたが、あまりにも暇そうなので、思い切って聞いてみた。

「質問しても良いですか?」

「?」

「百貨店の中にお店があって、休業しているのですが、板橋にある事務所では通販を継続しているんです。この場合は、協力金の対象となりますか?」

「あくまで自分のお店でないといけないので、百貨店の休業は対象じゃないと思います。」
「いや、あの、直営のお店で、自前のスタッフさんがいて、一応、自分たちのお店なんですが…」
「すみません、詳しいことはわからないので、こちらに電話番号があるので、質問してみてください。」
「は~い」

そうこうしている間に、納税証明書が出来上がり、窓口に呼ばれた。

協力金については、急造された感のあるパンフレットを手にして、事務所に帰った。

そして、質問センターに電話。

30分ほど待っただろうか。
ようやくオペレーターの方につながった。

「本当にお待たせして申し訳ございません、、百貨店の中のテナントさんですね?何を販売されていますか?」

「野菜くだものと惣菜です。」

「惣菜は、テーブルとかがある飲食を提供しているお店ですか?」

「いえ、違います。」

「それですと、本当に申し訳ないのですが、休業要請の対象になっていないので、協力金は出ないんです、、、本当に申し訳ございません。」

「え???」

「食料品売り場は、休業要請の対象ではないので、協力金は出会いんです。本当に申し訳ございません。」

きっと何度も。

本当に一日に何度も誤っているのだろう。
とても腰の低い謝り方で、何も言えなくなった。
しかも、通販は営業しているから、とかではなくて、そもそも食品は対象ではなかった。

とんだ迷惑電話をかけて、オペレーターの方に無駄に謝らせてしまった。
自戒したい。

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