熱をもって褒めていただいた。有り難し。

 セーフティネット4号が取得できたおかげで、これまで借りれなかった保証で銀行から借り入れが成功した。

でも、借入したら、当然だけれど返さなくてはいけない。


当面の資金繰りは大丈夫になったけれど、売上はまだ前年比にはいかない。

戦後、最大の落ち込みだとか、リーマンショック以上の経済の落ち込みだそうだが、そんなことは言ってられず、何かしら策を打って、売上を伸ばさねばならない。


これまでの売上では、新たに借りたものなんて返せないからだ。


コストを変えずにどうやったら売り上げがあげられるのか?


眉間にシワを寄せながら、そんなことばかり考えている。

通信販売が伸びるのは、こんな環境下だから、間違いないことだろう。


ただ、4~5月が恐ろしいほど忙しく、通販の売上が伸びたけれど、手間も比例してしまい、思うような利益構造ではなかった。


こうなると、伸ばそうと思っても、二の足を踏んでしまう。


堂々巡りになるので、東商と板橋区産業振興公社の門戸を叩いた。

いずれも、公的な機関でありながら、中小企業向けにコンサル的なことをしてくださる。


打診のメールをしたら、二団体ともにすぐにリアクションがあり、商談や懇談にも来てくださった。


来社するやいなや「今回は前向きなご相談を有難うございます!」と一言。


ポカンとしていると、


「板橋に2万社の企業があって、今回セーフティネット4号を取得したのが3000社あるんです。でも、社長(=私)のように、課題意識をもって売り上げを上げる、あるいは構造を変えていこうとしている社長さんはなかなかいらっしゃらないんです。だからぜひ応援させてほしくて。こうして飛んできました。」


地元の信用金庫のOBさんで、現在は区の産業振興公社にお勤めの方。

熱をもって褒めていただいたので(?)、ちょっと嬉しくなった。


どちらかと言うと、今はミクロ的に動いていて、どうやったらお客様の注文通り商品をそろえられるだろうという商品コントロールに大半の時間を使っている。

久しぶりにマクロ的に、大局的に外部の方と話せて良かった。


日々、勉強して、なんとかしていかねば!

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