身の丈の設備投資2。

前職で、陳列の基本中の基本として習ったこと。

見やすく、分かりやすく、取りやすく。

13年も続く銀座店には、そうでない場所がいくつかある。
年末から年始にかけて、ようやくそれが一つ解決した。

ありあわせの箱やアクリルボックスで作っていた陳列棚に代えて、オーダーメイドの棚を購入したのである。

置いていたものはお茶類で8種類。
ドライフルーツや切干大根など乾物、イチゴジャム、豆類数種類。
これをわずか45㎝の中に押し込んでいたのだから、不親切だったと思う。

棚なんぞオーダーメイドで作ったら、15万円はかかるだろう、と思いきや、時代は進んだようで、インターネット経由で、設計図を送り、作ってもらったところ、12000円で済んでしまった。

お茶の袋の幅が11~12㎝。
ドライフルーツの袋がおおよそ9㎝。

この最小公倍数が、おおよそ45㎝。

お茶は4袋、ドライフルーツは5袋並べることができる。

高さは、一段目を20㎝、2段目を10㎝で、上段の棚は設けなかった。
これで陳列するものに、少し自由度が出るはず。

そんな意図をもって寸法を計算した。

出来上がりは風合いもあってとても良い感じ。

ところが、やっぱりSKUが多いので、もう一台発注。

2台がそろって、とてもよい感じになった。

「前はごちゃごちゃしててとりにくかったけど、よくなったじゃない。」とお客様にも褒められる(?)。

売り上げも前年と比べて、6倍に上がっていた。
(もともとの分母が低いので、全体に与える影響は少ないのだけれど)

有効な投資だった、と思いたい!

コメント

人気の投稿