沖永良部島!

港の建物に入って、レンタカーを借り、農家さんの住所を入力して、出発。
港からは15分ほどの距離だったので、30分余裕がある。
道なりに北上していき、どこかでご飯でも食べよう、と思ったものの、ご飯を食べるところがない。
先に、農家さんのお屋敷についてしまった。
外側からもすごいお屋敷だということが見て取れる。

2件ほど、食堂を見つけたが、お休み。

沖永良部では、日曜日は、基本お休みらしい。

困った挙句、空港に向かうことにした。
車で5分。
空港ならば、食べるところくらいあるだろう、という算段だ。

駐車場に車を停めて、建物に入ると、右側にJALのカウンターがある。
奥に、お土産などを売る売店があり、その奥に食堂があった。

メニューは、カレーや焼きうどんのみ。

焼うどんを頼んで、おなかに掻き込んで、農家さんのお屋敷にUターンした。

13時より5分前に着いた。

実をいえば、12月は一番忙しい時だから、案内できないので、来ないでくれ、と言われていた。
沖永良部は、空港にその名を冠している通り、ゆりなど、花の栽培が盛ん。
12月は、その花と、新じゃがの準備があり、二つの作業を同時に行うため、多忙を極めるのだ。

それを理解しつつ、私の都合で、無理にお願いして、訪ねてきていた。

だから、13時、と言われれば、13時にきちんと行かなくては!といつもよりも緊張していた。

株式会社 芋高農園。

屋敷の周りは石垣で囲まれ、そこに看板が出ている。

門を抜け、屋敷内に入った。

「こんにちは~」

犬がいる。
インコもいる。
小さなお子さんたちも駆け回っている。

そこに、大人がひとり。
おそらくは、芋高さんのお母様。

「えっと?あ、虎雄のお客さん!?」

「あ、そうです。」

「ごめんなさいね、お父さん、いないの。」

「え?」

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