供給難の気配。

今年も、おかしな天気だ。

西日本から北陸にかけて、豪雨で、甚大な被害が出た。
何人もの方が、亡くなった。

愛媛のみかん畑や岡山の桃畑の被害も大きい。
私どものお取引のある農家さんの、ほんの、100m上の畑でも被害があったという。

あまり注目されていないが、東北や北海道も、同様に集中豪雨があった。

青森の農家さんは、実際、全滅に近いという。
雨は、病気を運ぶ。
思うような消毒もできず、畑の野菜に病気がついてしまった。
茎レタス、ブロッコリー、キャベツ、レタス、大根。
7月から取れ始めたばかりの、畑中の野菜がとろけていく。

りょくけんでは、さくらんぼが終わってしまった。

「今現時点で、ゆるい実を、東京に送ったら、ましてやそこからお客様にまた送るのであれば、どんな状態で届くのか、本当にすすめられない。」

農家さんの言うとおりである。
北海道は雨に加えて、それに伴う曇天で、トマトの糖度が上がらない。
日照がないと、どうにもこうにも、、、

内陸部である山梨や長野は、順調だった。
気温が高く、進みが早い。
早く供給できる、と言われてきたが、ここに来て暗雲。

雨が降らず、暑すぎて、高原の軟弱野菜たちに病気が出てきた。

「今、収穫している畑は、もうだめかも。次の畑はたぶん大丈夫。」と言われたけれど、こればっかりはどのように進行するか。

夏作は始まったばかり。
秋への作付けも、始まったばかり。

予断を許さない。

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