あけぼの大豆の十割とうふお休み、そして2。

 藤尾さんが産地ブランドまで押し上げた”あけぼの大豆”。

山梨県身延町の旧あけぼの地区に伝わる大豆で、とくだん品種登録もないし、代々伝わる大豆品種で、へたすると名前もなかった。

あくまで、門前町身延町で各農家が種を伝えてきた、まぎれもない在来種だった。


藤尾さんが、その美味しさや希少性に着目し、産地ブランド化を目指したのが、10年前くらい。

美味しさや、大学と協力して”甘み”や”うまみ”の数値化、裏付けを持って、どんどん人気になった。

豆と言えば、とうふで、、、

ご近所で、おからを出さずにとうふを作る技術をもつとうふ屋さんを見つけ、とうふも作り始めた。

とうふ屋さんが、高齢化で引退を検討すると、そのとうふ屋さんも引き継いだ。


正直、すごい。


そんな仕事のできる藤尾さんも、2024年の凶作には太刀打ちできず。。。

あけぼの大豆は露地栽培。

自然には逆らえない。


今期は、そのまま食べられるあけぼの大豆もポリポリ大豆も、大豆自体も、販売終了。

最後に残っていたとうふの製造も終了してしまったのは前日のりょくけんだよりの通り。。。


今回は、もう一つ商品をご提案いただいた。


それが、大豆汁(だいずじる)。


藤尾さんらしいような、らしくないようなネーミング。

”十割豆乳”で良かったのでは?と思ったけれど、どうやら豆乳は規格があり、おからを出さずに作ると豆乳という名前は言えないようだ。


そう、おからを出さずに作った十割の大豆の汁、それこそが大豆汁だ。


あけぼの大豆はないが、こちらは、宮城の在来種、シロメを使ったもの。

あけぼの大豆と同じくらい大粒で、タンパク質、甘みが強いものを選んだとか。


これがうまい。


豆の味がすごくするのだ。


スタッフの間で試飲したが、大好評。

特に女性スタッフ陣に好評ったらない。


話を聞いたら、ほとんど全員、豆乳を愛飲しているそうで、普段飲んでいるものよりも、抜きんでて美味しいそう。


というわけで、販売開始することにした。


ぜひお試しあれ。


■大豆汁 (原料生産地:宮城県、加工地:山梨県)  300ml 324円(税込) 

https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/530719.html


消費期限 お届け後、5日保証。

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