玄米もちの実力。

 玄米もちはないんですか?


と年末にお問合せをいただいたので、頭の中で気になっていた。

たまたま、鳥取の農家さんからの知らせで、玄米もちを作っていることに気づき、早速依頼。


名産の羽二重糯(はぶたえもち)を使っており、私が垂涎の的にしている”はさかけ”でイネを干している。

はさかけは、収穫したイネを、木の物干しみたいなものに立てかけて天日干しする乾燥の方法。


重労働なので、多くのイネ農家さんは実行していない。


ただ、天日干しは、うまみを増すようで、塩でも野菜でも、お天道さんの力は偉大なのだ。


手元に届いた羽二重糯の、丸もち(精米)と玄米もちは、まさに手作業を感じさせる色形。


◎うまそう…!


写真を撮った後、早速焼き上げ。

私は焼きもちが好きだ。


香ばしく、中はやわらかくて。。。


まずは、舌の基準となる白の丸もち。

粘りがあり、きめが細かくてのど越しがあり、甘みがあって美味しい。

おおよそおもちの誉め言葉のすべてが、やっぱり当てはまる。


次に、お目当ての玄米もち。

田村さんは、玄米もちを、敢えて粒を残すようにしてもちにしている。


こちらも、うまい。。。


おもちって、こんなに味がいっぱい詰まってるんだ…!と改めて思うくらいの、味わい深さ。

精米したコメのおもちと比べると、こんなに違うのか、と思った。


玄米もち。

ちょっと研究してみよう。

今年の年末にはご紹介してみたい。

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